2018年03月25日
終活できちんと整理しておきたい私物
最近、終活という考え方が広まってきています。特に私物として多くのものを所有している人は、自分で前もって整理しておかなければ家族に迷惑をかけることになってしまいます。そのような事態を防ぐためにも、終活の一環として私物をきちんと整理しておくことをおすすめします。
これは最も簡単にできる終活で、やっておけば家族にも感謝されます。まず、いるものといらないものに分類分けしていきます。まだ使えるものであれば処分するのに躊躇してしまうかもしれないため、最初は傷みが激しくてもう使えないものやサイズが合わないものなどから捨てていくと簡単に進められます。
はじめから持ち物を大幅に削減する必要はなく、ゆっくりと進めていって最終的には本当に必要なものだけを残すようにします。宝石類や美術品など、価値のあるものは生前に形見分けすることもできます。あるいはどの品物は誰に渡したいという内容が書かれた遺書を残しておけば、家族間のトラブルを防ぐことができます。
形見分けをするときに気をつけてほしいことは、衣類などはきれいにクリーニングしてから渡すことです。また一方的に渡すのではなく、渡したい相手に形見分けを受け取っても迷惑ではないかを確認してから渡すようにします。
持ち物が徐々に少なくなっていくにつれて、掃除が楽にできるようになります。必要なものだけを残して、室内もきれいに掃除が行き届いていれば自分が気持ちよく過ごせるだけではなく、家族にも迷惑をかけることがありません。